「週末や休日だけ、短期間だけネイルを楽しみたい」
「アセトンを使わず、ペリッと簡単にオフしたい」

そんなセルフネイル派の方に人気なのが、ピールオフジェル(はがせるジェル)です。

こんにちは。現場ネイリストのいわさきです。

ピールオフジェルは、通常のジェルネイルよりもオフの手間を減らしやすい、便利なアイテムです。

ただし、
「簡単に剥がせること」と「爪への負担がないこと」は、同じ意味ではありません。
今回は、ピールオフジェルを使うときに知っておきたいことを、ネイリストの視点からお話しします。💡


結論:剥がれにくいところを無理に剥がさない

ピールオフジェルの大きなメリットは、通常のジェルネイルのようにファイルで削ったり、アセトンで溶かしたりする工程を減らしてオフできることです。
(↓ジェルネイルのオフは、こんな感じでアセトンを含ませたコットンを爪の上に置いて、アルミホイルで巻いて、ふやかしてオフするのが一般的です)

でも、「剥がす」という方法には、別の注意点があります。

ジェルが爪にしっかり密着している状態で、無理に引っ張ったり、爪でめくったりすると、ジェルだけではなく爪の表面まで一緒に剥がれてしまうことがあります。

その結果、爪の表面が傷んだり、薄くなったように感じたり、割れやすくなったりすることがあります。

「簡単にオフできる」という特徴と、「爪への負担がない」ということは、別の話なのです。


毎週付け替えても大丈夫?「○日空ければ安全」とは一概に言えない

ピールオフジェルには、短期間の使用を想定した商品があります。

ここで気になるのが、
「1週間くらいもつなら、1週間ごとに付け替えても大丈夫なの?」

ということ。

これは、「○日空ければ安全」と一律に決められるものではありません。

使用する製品、塗り方、オフの方法、爪の状態などによって、爪への負担は変わるからです。

また、「1週間もつ」というのは、基本的にはその製品がどの程度の期間使用できるかという目安であって、「1週間ごとに付け替えることを繰り返しても、爪への負担は問題ない」という意味ではありません。
ここは、意外と混同されやすいところです。

私自身のサロンでは、オフをお客様自身のセルフでの剥がし作業に任せることによるリスクなどを考え、ピールオフジェルをサロンメニューには採用していません。
(あとは正直、価格設定がちょっと難しい、、、という問題もあったりします。😅)


ピールオフジェルを使うなら、ここに注意⚠

① 剥がれにくいところを無理に引っ張らない

これが一番大切です。💡
浮いていない部分を無理に引っ張ったり、爪でベリッと剥がしたりするのは避けましょう。
オフ方法は製品によって違うので、まずは使用している商品の説明を確認してください。
専用のリムーバーなどが用意されている場合は、その製品が指定している方法に従いましょう。
実際、ピールオフジェルのメーカーでも、剥がしにくい場合の専用リキッドを用意し、「無理に剥がすと爪を傷めることがある」と注意している製品があります。

② 剥がれかけたジェルを「ついでに」剥がさない

ちょっと浮いてきたからといって、
「ここまで剥がれてるし、全部取っちゃおう」
と、残っている部分まで一気に剥がすのは避けましょう。
日常生活の中で一部が浮いた場合も、残っているジェルを無理に引っ張らないことが大切です。

③ 爪に変化があったら、いったん使用をやめる

オフしたあと、

  • 爪の表面が白くカサついている
  • 表面がめくれたようになっている
  • 爪が割れやすくなった
  • 爪に痛みや違和感がある

などの変化があれば、いったん使用を中止しましょう。
ジェルネイルでは、サンディングやオフを繰り返して薄くなった爪に施術することで、アレルギー性皮膚炎につながる可能性について注意している製品もあります。
症状が続く場合や気になる変化がある場合は、皮膚科などに相談してください。


まとめ:ピールオフ=悪、ではありません

ピールオフジェルは、短期間だけネイルを楽しみたい人にとって便利な選択肢です。

ただし、

  1. 剥がれにくいところを無理に剥がさない
  2. オフするときは、製品指定の方法を確認する
  3. 爪に変化があったら、いったん使用をやめる
  4. 「○日おきなら安全」と単純には考えない

このあたりは覚えておいてください。

そして、
「ピールオフだから爪にやさしい」
「アセトンを使わないから爪に負担がない」

というふうに、ひとつの特徴だけで商品の安全性全体を判断するのもおすすめしません。

便利なものには、便利だからこその注意点があります。
その特徴と注意点の両方を知ったうえで、自分の爪の状態に合わせて使うこと。
それが、セルフネイルを長く楽しむためには大切だと思います。