「爪が伸びてきたな~と思ったら、なんとなくパチンと丸く切っている」

日常の何気ない爪切りですが、実は切り方ひとつで「二枚爪」や「欠け爪」をガッツリ引き起こしている可能性があります。😱

今回は、特別な道具を使わずに今夜からすぐに実践できる、爪を傷めない、爪切りでのダメージを最小限にする「正しい手爪の切り方」を3つのステップで分かりやすく解説しますね。💡


こんにちは。現場ネイリストのいわさきです。


結論:一気に大きくざっくり切るのNG!ちょっとずつちょっとずつ、小さく刻んで切るのが爪切りの大正解

爪切りで爪を深く挟んで「パチン!」と大きく切ると、爪全体に凄まじい圧力がかかり、爪の層がベリッと剥がれて二枚爪の原因になります。😱
衝撃範囲をできるだけ小さくするためには、「小さく挟んで、ちょこちょこと小さく切り進めること」が絶対の鉄則です。


目安として、爪のカーブが180度あるとしたら、60度ずつ3回で大雑把にカットするのではなく、20度ずつ9回に分けて、少しずつ角度を傾けながら丸に近づけていくイメージで細かく挟んでください。こんなイメージです。↓(何か竹やりで突かれたみたいなイラストになっちゃいましたがw)

💡爪切りで、爪を大きく挟みすぎている時の「危険信号」

自分が爪を大きく挟みすぎているかどうかは、切る瞬間の「爪の色」で見分けることができます。



爪切りで爪を挟んだ瞬間に、グッと爪の色が白っぽく変わったら、それは大きく挟みすぎ(圧がかかりすぎ)のサインです。
色が変わらないくらいの細かさで、手加減しながらちょこちょこ切り進めてみてくださいね。


もちろん、使う道具(爪切りやニッパー)は切れ味が良いものなら何でも構いません。
切れ味が悪いと刃が滑って余計な圧がかかり、これまた二枚爪の原因になります。

SNSで「無印良品の爪切りが良い」という噂をみたことがあります。↓これ。
「大」と「小」のサイズは、爪の大きさに合わせると良いか思います。
また、爪のカーブがきつい方は、小さめの刃幅のもので、それこそちょこちょこ切っていくと良いですね。

(私自身はサロンのニッパーで切っちゃうので、無印の爪切りを実際に使ったことはないのですが💦)
爪切りにも色々ありますが、ご自身が使いやすいものを選んでもらえればと思います☺


深爪を防ぐために残すべき「2つのライン」

長すぎる爪は折れるリスクがありますが、だからといって白い部分をすべて切り落としてしまう「深爪」は絶対にNG✖です。
お手入れの際は、以下の2つのラインを必ず残すように意識してください。

①爪の 白い部分(フリーエッジ)は少しでも良いので残す。全部切らない!

白いところをすべて切りきってしまうと、爪がどんどん指の肉に侵食していき、慢性的な深爪になってしまいます。

実は大昔、私いわさきはギターを弾いていた時期がありました。

(↑ちょっとやり過ぎイメージ...💦)
ギターを弾く時は、爪先よりも指の腹がぷっくり丸く出た方が弦を安定して押さえられるため、当時は痛みに耐えながら白いところを限界まで切り込み、ピンクの部分まで短くするほど、がんばって深爪を日夜作り続けていました。

そのね、爪を切り過ぎて赤らんだ指の肉部分と、爪の間に、弦が食い込むたびに超絶痛いんですよね。😿チョーキングする時とかね。😿ビブラートかける時とかね。😿死にますよ。😿

あ、ちなみに、いわさきの高校生時代の「足爪の深爪」のお話「鬼の体育教官もあっさり認めた、足の深爪の恐ろしさ(実体験!)」もこちら「爪切りはいつ切るのが正解?」に載せています。
深爪は、手爪も痛いけど、足爪も怖い!😓

だから、深爪にしないといけない特別な理由がない方は、必ず白い部分を少し残して手加減して切ってくださいね。

② 爪の土台を支える「イエローライン」の部分を爪切りで切り込まない

爪が指から離れていく境界線の両脇のことを「イエローライン」と呼びます。


爪を縦長でかっこいい形にしたいからと、この両脇のラインを斜めに深く切り込んでしまうと、爪の白い部分の動きを支えられなくなり、先端が驚くほど簡単に欠けやすくなってしまいます。


爪切りでここを切ると痛いんです。爪の裏側にある薄い皮「ハイポニキウム」の役割

正しい爪切りをする上で、もうひとつ絶対に刃を当ててはいけないのが、爪の裏側にある「ハイポニキウム(爪甲下皮)」という薄い皮です。

(ちょっと見づらいかな?↓ここにある皮です。)

これは、爪と指の隙間から雑菌が侵入するのを防ぐための大切な「蓋」の役割を担っています。

この皮は全員にあるわけではなく、長らく「深爪をしない」正しい生活を続けて、爪のピンクの部分が大きく縦長に育っている人に特によく見られるパーツです。
「縦長の爪になりたい!」という方が目指す形態ですね。✨

もし爪切りの時に、このハイポニキウムまで一緒にパチンと裁断してしまうと、強い痛みを感じます。(結構痛い😓)
また、途中で切られた皮がしばらく指先でヒラヒラと残ってしまい、日常生活で地味に煩わしいストレスになってしまいます。
爪を切る時は、必ず指を裏側からも確認して、この皮を巻き込まないように気をつけてくださいね。


まとめ:ちょこちょこ爪切り法をマスターして、割れない健康な自爪へ

手爪の正しい切り方のポイントをまとめます。

1.大雑把に切らず、20度ずつ細かく刻んで衝撃を最小限に抑える。

2.深爪を防ぐために、白い部分と両脇のイエローラインは必ず残す。

3.爪の裏側にある大切な蓋「ハイポニキウム」を絶対に傷つけない。

爪切りを買い替えなくても、ただ「小さく挟んでちょこちょこ切る」という意識に変えるだけで、あなたの爪の割れやすさは劇的に変わりますよ。
爪を切るタイミングについても、「お風呂上がりの爪切りに潜む罠」の記事も合わせて参考にしてみてくださいね。

よくある質問

爪切りは毎週切った方がいいですか?

毎週である必要はありません。

爪が指先より長くなり、日常生活で引っかかるようになったら切るタイミングです。無理に短くするよりも、少し白い部分(フリーエッジ)を残しながら定期的に整える方が、二枚爪や深爪の予防につながります。

爪切りと爪やすり、どちらを使う方が爪に優しいですか?

爪への負担だけを考えれば、爪やすりの方が優しいです。

ただし、長さを大きく短くしたい場合は、無理にやすりだけで削る必要はありません。ネイルサロンなどのプロも、ある程度まではニッパーでカットして、そのあとに先端を整えます。ですから、爪切りなどでカットしてから、爪やすりで形を整える方法がおすすめです。

爪切りはお風呂上がりにした方が切りやすいですか?

切りやすくはなりますが、おすすめはしません。

お風呂上がりは爪が水分を含んで柔らかくなっているため、一見切りやすく感じます。しかし、その状態で切ると長さの調整をしくじることがありますので注意が必要です。

詳しくは「爪切りはいつ切るのが正解?」の記事でも解説しています。

ニッパーと普通の爪切りではどちらが良いですか?

切れ味の良い道具なら、どちらでも大丈夫です。

ネイリストはニッパーを使うことが多いですが、ご家庭では使い慣れた爪切りで十分です。
大切なのは道具の種類ではなく、「少しずつ細かく切ること」と「切れ味の良い道具を使うこと」です。

二枚爪になってしまったら、もう元には戻りませんか?

今ある二枚爪の部分を元に戻すことはできませんが、爪切りの方法や保湿を見直すことで、これから生えてくる爪は健康に育てることができます。毎日の小さな積み重ねが、美しい自爪への近道です💛。

爪は毎日少しずつ伸びるからこそ、毎日少しずつ育てることができます。☺