「ネイルオイルはぶっちゃけ何でもいい!とりあえず塗る習慣付けが最も重要!」とか、
「そうは言っても、ネイルオイルって、色々あるのよ。成分とかね」というお話を書かせていただきました、現場ネイリストのいわさきです。こんにちは。

爪のトラブル予防のために、まずは保湿が大切とお伝えしていますが、じゃあ「具体的にどう塗れば良いの?」って話ですよ、ねえ?
デパートのコスメ売り場のお姉さん(BAさん)も、「化粧水はこうやって付けると良いですよ~✨」ってアドバイスをくれますよね。
今日は、現場ネイリストの私から、1回で3度おいしい「正しいネイルオイルの付け方」と「効果的な頻度」をお伝えしますね。
結論:爪の表面だけじゃ意味がない!一番狙うべきは「爪の裏側」と「生え際」
爪を作る工場(爪母)は爪の根本にあります。だから、そこを狙い撃ちしてネイルオイルを付けてあげるのは大正解です。新しい爪のために栄養を届けてあげたいですしね。
そのついでに、爪の表面にも広げてあげるのも正しいやり方です。

爪の表面は、乾燥していると(顕微鏡などで拡大すると)ひび割れた田んぼのような形状になっていて、そのひび割れの間にオイルを流し込んであげることで、爪がしなやかになり、バリンと割れることの予防になります。

だから、「爪の根本にまずつけて、そこから爪表面に伸ばす」。これはちゃんと理にかなったネイルオイルの付け方だと言えます。
でも、しか〜し。💀
指先の中で最も乾燥している部分といえば、実は「指の先端(さきっぽ)」なんです。何かに触れる時に真っ先にあたる場所なので、爪先と指先がまず衝撃にさらされ、どんどん摩耗していってしまいます。😱
この「爪と指のさきっぽ」を重点的に保湿して、さらに爪の工場や爪表面までネイルオイルを伸ばす、と言った【一回で3度おいしいネイルオイルの付け方】を今から伝授します!
【どこに塗る?】プロが実践する正しい「3ステップ」の塗り方
では、現場のプロもやっている正しい3ステップの手順をお伝えします。
ステップ1:最重要!まずは「爪の裏側(ハイポニキウム)」に1滴垂らす
ここが一番のポイントです!爪の表面ではなく、まずは爪の裏側の皮膚(ハイポニキウム)にオイルを1滴垂らしてあげてください。ここをしっかり潤して育てることこそが、爪のピンクの部分を伸ばして、スラッとした縦長の美爪にするための大きな鍵になります。

写真のように、指先を上に向けてたらすと良いですよ。
🚨【大切な注意】ただし「爪が浮いて白くなっている」方は気を付けて!
この「爪の裏側にオイルを付けるやり方」ですが、爪の先端の白い部分が根元に向かってパカパカ浮いてきてしまう「爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)」の症状がある方は、少し注意が必要です。💡
爪甲剥離症の原因は、指先への衝撃によるものだったり、内臓疾患だったり、あるいは「菌由来」のものだったりと、本当に色々なケースがあります。
(↓は、お恥ずかしながら、私の爪の爪甲剝離症です。剥離部分を見えやすくするために、あえてクリアジェルを塗っています(本当はおススメではない)。ちなみに私の爪甲剝離症は、甲状腺の持病によるものだと思います。😿)

この爪甲剝離症がもし、菌由来の剥離だった場合に、知らずに市販のオイルをドバドバ塗って湿気で蓋をしてしまうと、かえって菌が繁殖しやすい環境を作ってしまい、症状によくない場合があります。
「ただの乾燥じゃないかも…」と心当たりがある方は、セルフケアを頑張る前に、ネイルサロンではなくまずは『皮膚科さん』を受診して、状態をお医者様に診てもらってくださいね。
(※爪甲剥離症の深いお話については、また今度別の記事でじっくりお話しします!✊)
ステップ2:爪の根元(爪母)とサイドの溝に優しく行き渡らせる
裏側に1滴垂らしたら、そのオイルを爪の生え際(根本の工場)や、爪の左右両脇の溝にまで優しくのばして、指先全体に行き渡らせます。
ステップ3:手のひらの熱で温めながら、すりすり優しくマッサージ
仕上げに、手のひらの熱でオイルを温めるように、指先をすりすりと優しくマッサージしていきます。
その時に、指の第一関節から先の部分をやさしくぎゅっと押してあげると、指先の血行を促進し、こわばりや疲労を和らげる最高のマッサージになりますよ。
💆 ついでに教えちゃう!ネイルサロンでもやる基本の指先マッサージ手順
- 指先をつまむ:マッサージする指の第一関節から先を、もう片方の手の親指と人差し指で挟むようにつまみます。
- やさしく圧迫する:「やさしく、ぎゅーっ」と5秒ほどゆっくりと圧迫し、フッと力を抜きます。これを3〜5回繰り返します。
- 側面を刺激する:指の神経ポイントは側面(左右両脇)に多くあります。関節の横にある少しコリコリした部分を、少し強めに(爪の跡が軽く残る程度)つまんで刺激します。
- 全体を流す:指の付け根から指先に向かって、すりおろすように軽くさすって血流を促します。
マッサージ時の2つの注意点
- 関節の痛みに注意:関節が赤く腫れていたり、熱を持っている場合、動かすと激痛が走る場合は無理に押さないでください。手指の第一関節の慢性的な痛み(ヘバーデン結節など)が疑われる場合、強い刺激を与えると悪化することがあります。
(ヘバーデン結節については「自己判断でのマッサージなどは避け、専門医に相談しましょう。」とありますので、むやみに触らない方が良いかもです。) - 薬指だけは「そーっと」やさしく:実は、薬指は「交感神経」の指、それ以外の4本の指には「副交感神経」が多く張り巡らされています。薬指を強く揉んでしまうと、体がシャキッと戦闘モード(交感神経)になってしまうので、リラックスしたい時は間違って強く揉まないよう、薬指だけはそーっと優しく触れてあげてくださいね。✋
【頻度は?】「1日1回、寝る前だけ」はもったいない!理想の回数とタイミング
「オイルは寝る前に1回だけ塗ってます」というお話をよく聞きますが、正直それだけではもったいない👻です!
育爪の理想は、ズバリ「手を洗ったら爪の保湿をする」です! 乾燥を感じてから塗るのではなく、乾燥する前に「先回りして塗る」のが大事です。
たとえば髪の毛。枝毛を作らないために乾かす前にヘアオイルを馴染ませたりして、まず「摩擦の軽減」をしますよね。やっぱりトラブルにならないよう、予防が大事なんです。
洗い物をするまえの、鉱物系のハンドクリームを付けたり、または手袋🧤をしたり。そういった予防の積み重ねが大切ですね。
そして頻度です。
皆様、お顔は一日に何度洗って、何度保湿しますか?そう、「洗顔のたびに」必ず保湿しますよね。爪も全く一緒です。手は1日に何度も洗うのですから、爪の保湿も本来は「手を洗ったらその都度」の回数になります。
(↑の髪の毛のお話でも、洗髪したらヘアオイルとか、やっぱり「洗うたび」というタイミングになりますよね。)
「えーっ、そんなの多すぎて大変!💦」と思うかもしれません。((+_+))
だからこそ、仕事のデスクの上や、お家の洗面所などの目につく場所にネイルオイルをポンと置いておき、「席に戻ったら塗る」「手を洗ったら塗る」という仕組みを作って習慣づけると、精神的にもすごくラクになると思いますよ。
おすすめのタイミングをまとめると、以下の通りです。
- 朝の洗顔後(前回の記事でお話しした、お顔のケアのついでに2回分稼ぐ技ですね!)
- 日中、手を洗った直後
- おやすみ前の寝る前
ちなみに:ハケ(マニキュア型)とスポイト、塗りやすいのはどっち?
ネイルオイルには、マニキュアのようなハケ(ブラシ)タイプと、理科の実験で使うようなスポイトタイプがありますよね。
自宅で、今回の爪の裏側に垂らすやり方を実践するなら、肌に直接触れずに上からポタッと落とせる「スポイトタイプ」が圧倒的に便利で衛生的です!
スポイトタイプは「滴る」ことを想定して作られているので、たら~んと流すのに、テクスチャ的にも合っています。

うちのサロンで、「SPARITUAL キューティカクテル」という「スポイトタイプのネイルオイル」を採用しているのも、この「爪の裏側に狙い撃ちして垂らしやすいスポイト型だから」という明確な理由があるからなんです。サロンなので、衛生面を重視してセレクトしております。☺
💡 ネイリストからのお知らせ
「近くに取り扱い店がない」「ネット通販は偽物や古い在庫が心配」という読者様のために、当サロンが直営する公式オンラインショップでも、こちらのオイル(正規品・15mlボトル)の取り扱いをしています。
サロンクオリティの潤いと香りを、ぜひご自宅でも体感してみてくださいね。
➔ 【公式取扱店】ウェルネスネイルで「SPARITUAL キューティカクテル」を見る
URL:https://wellnessnail.salon.ec/product/detail/0000000000024167
まとめ:正しい「場所」と「頻度」をマスターして、最速で理想の自爪へ
今回は、意外と知られていないネイルオイルを塗る「正しい場所」と「回数」についてお話ししました。
- 爪の裏側(ハイポニキウム)にまずは1滴ポタッと垂らす。
- 根元の工場やサイドにものばして、薬指以外をやさしくマッサージ。
- 「手を洗ったら塗る」を合言葉に、1日にマメに回数を重ねる。
しっかり自爪の保湿をしてあげることで、自爪を綺麗に育てたい方はもちろん、ジェルネイルを付けている人も、ジェルネイルの「持ち」が格段に良くなりますよ!(でもネイルサロンに行く前には、オイルやクリームをつけないで行ってね。🥺)
「場所と回数は分かったけれど、ハンドクリームや美容液と組み合わせる『正しい順番』がまだ分からない!(;_;)」という方は、ぜひこちらの記事も合わせて参考にしてみてくださいね。
➔ 【合わせて読みたい】どんなに優秀な成分も無駄になる?ネイリストが教える正しい「爪の保湿の順番」


